片恋 シノ→ナルト

 

 

いつの間にか傍にいることが当たり前になっていた。

 

知ってるかナルト?

元々俺は寂しがり屋なんだ。

 

 

 

 

本当

 

 

 

 

独特の雰囲気からか俺は一人でいることが多かった。

それが当然と思っていたが気づかされた。

                                                         

妙な安堵感

 

寂しいと感じたことなどなかったはずなのに今はそれを感じる。

 

俺はナルトの傍にいると安堵感を感じる。

ナルトはどうなのだろう?

 

俺が傍にいない時ナルトも寂しいと感じているのだろうか?

 

心地良いと思わせる感情をナルトが俺に与えてくれた。

 

この想いを抱えたまま俺はお前の傍にいたい、と望んでいる。

 

これは俺の望みだから。

俺は勝手にお前の傍にいる。

 

だから、ナルト。

お前が離れろと言っても俺はお前の傍にいる。

 

俺はお前の傍から離れるつもりはない、ナルト。

 

俺は、それを言葉にしない。

ただお前の傍にいられるだけでいいんだ。

 

俺の望みのためだけに俺はお前の傍にいる、これは俺の我侭だ。

 

 

終了